紀州で一目惚れしたイチョウの木材でベンチ作製

和歌山の紀の川にご縁を頂き、
その道中で見つけた無人の材木屋

どうも、無垢板DIYがマイブームの片山です。
和歌山県の紀の川市にご縁を頂き、向かっている道中で無人の木材屋さんを見つけました。
加工していない無垢の板や、丸太などがたくさんあって、今の私には宝の山に見えます。笑
隣に民家があって、そこの方が管理していると思うのですが、誰もいません。
木を見ていると、地元の方が次々と木を買いに来ていました。
こういう田舎では、ホームセンターじゃなく、こういうところで調達することもできるんですね。
ホームセンターや製材所などで売っていたら、3倍から4倍くらいの値段はするであろう木材が、破格の値段で売っていました。
隣の民家の方が作られた材木屋
無人で賽銭箱にお金を入れる

お金は、賽銭箱みたいなものがあってそこに入れる仕組みになっています。
かなり高額の木材もあるのに、よく無人で販売できますよね。
もしかしたら、お金を入れずに持っていく人もいるかもしれません。
でも、そういうことをすると、必ずどこかでその分のバチが当たると私は思います。
ここで1時間ぐらい掘り出し物を探しました。^^

数ある中から私が気に入ったのは
大きなイチョウの荒木

ほんとにたくさんの木材があるので、素人の私はどれがいいのかわかりません。
聞こうにも、誰もいないので。笑
でも、ここは直感を頼りにじっくり好みの板を探して、とうとう見つけました。
加工してない荒木なので、磨いて作ってみるまで、その木の良さはわかりませんが、一目惚れしたこの木ならいい味が出るのではないかと思いました。
私が選んだのは、一枚ものの 『 無垢のイチョウ 』 の板材です。
耳付きという、木の皮がそのままになっていて、自然な風合いがあります。
見つけた時は嬉しくて、誰かに取られないようにすぐに賽銭箱にお金を入れました。笑
ちなみに軽自動車で行ったので、サイズ的にギリギリでした…。

砂やホコリがたくさん積もっていたので、タオルで拭っている写真です。
この日は、日差しも強く暖かったので、体じゅうが汗まみれ、砂まみれになりました。^^
私よりもけっこう大きい木の板なので、180cmくらいはあったと思います。
今、思えばもっとたくさん買ってくればよかったと思いましたね。
後ろに見えるそのまんまの木の丸太は、1個300円で売ってました。笑
自分の子供達へ
丸太の座椅子を作ろう

うちの家はローテーブルで、前から子供達に小さな座椅子が欲しいなーと考えていたところ、ちょうどいいサイズの切り株、丸太をたくさん見つけました。
これも自然のままの風合いがとってもよくて、可愛かったです。
これを、子供達の座椅子にしようと決めました。
帰りに加太市で
てんこ盛りのしらす丼、
絶品の鯛スープ、カキフライ


とても美味しそうな画像でしょ? 笑
めっちゃ美味しかったです!!!
海の見えるお店で、少し前にセブンルールという番組に出ていた飲食店です。
ここの名物は、鯛をじっくり煮込んだ 『鯛スープ』らしいので、それと名物のしらす丼を頼んで、さらに10個1000円のカキフライを頼みました。
鯛スープは、普通に飲んだ後、わさびを入れて飲むんです。
これが、なんとも言えない絶妙なアクセントになって何倍でも飲めます。
一度、ここで食べたら必ず、また来ようと誰もが思うほど居心地がよくて、美味しいお店でした。
ボディリメイクに戻り、約5時間の作業


朝一から和歌山に出かけて、たぶん6時間くらいは運転したと思います。
しか〜し!!!
木の妖精が近くにいるのかと思うほど、木の魅力にハマっている私にとっては疲れなど気になりません。
無垢の木を自分の手で加工したくてたまらなかったのです!笑
電動ヤスリで荒目から細かい目にまでツルツルに磨き、木の呼吸を妨げず、水や汚れから保護する、ドイツの健康自然塗料を塗りました。
好きなことや、楽しいことに没頭して集中していると、泉のように元気が湧き上がってくるんです。
完成した無垢のイチョウのベンチと
子供達の丸太イスを公開


完成した作品は、いかがでしょうか?
好きな人も入れば、こういうのは好みじゃない人もいると思いますが。
私にとっては、自分の手で一から加工して作ったということで、とても愛着が持てます。
たぶん、同じものが売っていたとしてもここまで愛着は持てないでしょう。
子供たちの切り株座椅子も完成しました。
亜麻仁油などからできている蜜蝋ワックスを塗っているので、皮膚の弱い子供でも安心です。
実は、この他にもDIYで本棚を作っています。
最近は、初心者にやさしい簡単に作れる本棚やシェルフを作れる商品も出ているので便利ですね。
あとで、画像を載せますが、柱はホームセンターで1本500円くらいで安いです。
背面の板は、杉の無垢板を取り寄せたのを貼っています。
自然の木や素材に癒される空間作り


ずっと考えていました。
人は、人工物に囲まれすぎると、息苦しくてストレスになるんじゃないだろうかと…。
田舎の古い家に行くと、とても落ち着きますよね。
それは、田舎でのんびりできることもありますが、家が自然の木でできていて、塗料なども木の呼吸ができるものを多く使っているからではないかな?と思いました。
私の家や、ボディリメイクの院内は木に見えるものがたくさんありますが、実は木の木目のシールを貼ってるだけだったり、合板という作られた木が多すぎることに気づきました。
塗料も油膜がしっかりできるものなので、汚れにくいし維持も楽です。
でも、それでは木の匂いや風合いは無くなってしまいます。
なんでもかんでも、無垢だったりオーガニックであれば良いわけでもありません。
それでは、維持も大変ですし、コストもかかります。
私が言いたいのは、何にでもバランスが必要ということです。
昔のやり方が正しいとか、今のやり方が合ってるとかではなく、自分に合ったバランス感覚をもつことが大事です。
私が家などの空間に思うのは、自然な木が少しあるだけで、人は癒されるということです。
だからもっと自然なものを増やして、バランスを取ろうとDIYに勤しんでいます。
今は、木曽ひのきを注文中です。笑
これでテーブルを作ろうと思います。
ゴールデンウィーク明けに、取りに行くのが楽しみです^^